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平成11年7月6日

宇都宮地区の事業所において ISO14001の認証を取得
~国内の航空宇宙産業分野で初めて~

 富士重工業(田中 毅社長)は、このたび、栃木県宇都宮市にある宇都宮製作所ならびに宇都宮車両工場において、財団法人日本品質保証機構(略称:JQA)より、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得した。   ※半田工場(愛知県半田市)含む

 今回認証の対象となった宇都宮製作所は航空宇宙事業部門の主力事業所であり、また宇都宮車両工場は塵芥収集車などに代表される環境装置や鉄道車両などを扱う車両環境事業部門の主力事業所である。両部門は昨年4月にISO14001導入の取り組みを開始以来、部門間の枠を越え一丸となった活動を進め、7月2日に認証を取得した。なお宇都宮製作所での認証取得は、環境マネジメントシステムの専門性分野区分による国内の航空宇宙産業分野で初めてのもの。

 富士重工業では、これまでも、製品・技術開発、リサイクル、そして工場運営などを通じ、広く地球環境問題への取り組みを行ってきた。その一環として、昨年11月には北米の自動車組立工場(部品工場を除く)で初めて、米国の現地生産拠点であるスバル・いすゞ オートモーティブ インク(米国インディアナ州、略称:SIA)において、ISO14001の認証を取得。また今年3月には同社の国内事業所で初めて、自動車部門の群馬製作所(群馬県太田市他)で、さらに5月には産業機器事業部門の埼玉製作所(埼玉県北本市)で、認証を取得している。今回の宇都宮地区にある事業所での認証取得はこれに次ぐものであり、同様に導入の準備をしているバス・ハウス事業部門の主力事業所である伊勢崎製作所(群馬県伊勢崎市)と合わせ、平成12年春までに国内の全生産拠点で認証を取得する予定。

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