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平成11年6月15日

スバル レオーネバンをフルモデルチェンジ
新型「レオーネバン」を発売

 富士重工業(田中 毅社長)は、日産自動車よりOEM供給を受けている「レオーネバン」(日産名:ADバン)をフルモデルチェンジし、2WD車は本日より、4WD車は28日より全国スバル特約店を通じ一斉に発売する。

 新型「レオーネバン」は、搭載ユニットの一新による快適な走りと低燃費の両立、優れた操作性や使い勝手、荷室スペース・収納スペースの充実など実用性能の向上、安全性の強化などを施し、経済性と実用性を兼ね備えた商用車として、更なる商品力強化を図っている。

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レオーネバン 1.8L 4WD

【改良の主な内容】
1. 快適な走りと低燃費の両立
ガソリンエンジン車は、レスポンスが良く、滑らかな加速と低燃費を両立するエンジンを搭載したLEV(Low Emission Vehicle)としている。新開発の触媒を採用し、排出ガス値を現行規制値の1/10レベルに低減。7都県市低公害車指定制度、及び京阪神6府県市低NOx車指定制度等の排出ガス基準をクリア。
ディーゼルエンジン車は、新開発の直噴エンジンを搭載。従来型エンジンに比し、直噴化、4バルブDOHC化、排気量の拡大により、低中速トルクを大幅に向上し優れた動力性能を実現するとともに、クリーンな排気と低燃費を実現。NOx総量規制制度の排出ガス基準にも適合。
AT車に、滑らかな変速とレスポンス、優れた低燃費を実現する高効率電子制御4速フルオートマチックトランスミッションを採用。
全車が、本年4月から施行されている低燃費車優遇税制の適合車で、自動車取得税の軽減対象。
荷室スペースの確保と高い操縦安定性の両立を実現する、新開発リヤマルチリンク式サスペンションを4WD車に採用。
4WDのガソリンエンジン車にAT車を新規設定。

2.

実用性能の向上
各種スイッチ類を、機能的で操作性に優れた場所に配置。
従来型車に対し、前席のヒップポイント地上高を15mmアップし、快適な視界や運転姿勢を確保するとともに、乗降性を向上。後席についても、足もとのスペースを広くとるなど優れた居住性を実現。
収納スペースを多数設置し、利便性を向上。
はさみこみ防止機構付運転席パワーウィンドゥを採用。
リヤのホイールハウスの出っ張りを少なくし、荷物を効率良く積める使い勝手の良い荷室スペースを実現。

3.

安全性の強化
衝突時のキャビンの変形を防ぎ乗員を守る、新開発の強化ボディを採用。
運転席SRSエアバッグを標準装備。
サイドドアビーム、チャイルドセーフティドアロックを装備。
デュアルSRSエアバッグ、ABSをメーカーオプションにて設定。

【販売計画】
  100台/月

【メーカー希望小売価格(全国統一価格)】
<消費税含まず>
(単位:千円)
車     種 価  格 ボディ色
レオーネバン  1.5L LEV 2WD 5MT 1,252
ホワイト
ジェットシルバー・メタリック
4AT 1,327
 1.8L LEV 4WD 5MT 1,456
4AT 1,531
 2.2L ディーゼル  4WD 5MT 1,584
※全車寒冷地仕様

なお、商品についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、またはフリーダイヤル 0120-052215 までお願いいたします。

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