富士重工業 埼玉製作所 環境マネジメントシステム
ISO14001の認証を取得
富士重工業(田中 毅社長)は、このたび、埼玉製作所(大泉 雅靖取締役兼常務執行役員埼玉製作所長、埼玉県北本市)において、ドイツ最大の認証機関であるTÜV Anlagentechnik GmbH(略称:TÜV(テュフ))より、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得した。
今回、認証を取得した埼玉製作所は、「ロビン」ブランドに代表される汎用エンジンや発電機などを扱う産業機器事業部門の主力事業所であり、同製作所内の開発、購買、製造、品質保証、部品センターなど全ての部門が対象になっている。同製作所では、昨年4月にISO14001導入の取り組みを開始以来、製作所一丸となった活動を進め、今年2月に予備審査を受審、3月には本審査を受け、5月末に登録証を受領した。
富士重工業では、これまでも、製品・技術開発、リサイクル、そして工場運営などを通じ、広く地球環境問題への取り組みを行ってきた。その一環として、平成11年度中に国内全生産拠点での認証取得を目指している。昨年11月には、国内事業所に先駆け、また北米の自動車組立工場(部品工場を除く)で初めて、米国の現地生産拠点であるスバル・いすゞオートモーティブ インク(永野 正義社長、米国インディアナ州、略称:SIA)で、今年3月には、同社の国内事業所で初めて自動車部門の主力事業所である群馬製作所(前田 齊専務取締役兼執行役員群馬製作所長、群馬県太田市他)でISO14001の認証を取得している。今回の埼玉製作所での認証取得は、これに次ぐもの。