富士重工業（田中 毅社長）は、4月1日、大型建設機械などの燃料タンクの洗浄専用機「ロビン タンククリーナー ＴＧ-１」を全国のロビンエンジン広域特約店や商社などを通じて発売する。 　この「ロビン タンククリーナー ＴＧ-１」は、富士重工業が初めて本格的に扱う燃料タンク洗浄機。従来からあるものと比較し、操作が簡単で、濾過性能が高く、そしてコンパクトで軽量といった特長を持ち、低価格を実現している。 　同社では、今回の商品を産業機器事業本部で扱い、初年度200台の販売を目指している。 　富士重工業では、産業機器事業本部において、ロビンブランドに代表される汎用エンジンの他、同エンジンを用いた発動発電機などを生産、販売している。そして、これらの商品を多く利用する土木・建設産業向けに投光機なども扱っている。

【商品概要】

１． 特長 （１） 操作が簡単 1. タンク洗浄専用機として機能を重視した設計を行ない、複雑な操作を不要 とした。 2. リモートスイッチにより、遠隔操作を可能とした。 3. すり鉢型ドレーンと上部エア抜きバルブを採用し、手を汚さず、急速に、廃液を排出することを可能とした。 （２） 濾過性能が高い 1. 高性能トロコイドポンプ、400Ｗ連続定格モーターの採用により、24L /分の洗浄能力を実現。 2. 濾紙の気孔径59ミクロンで約20ミクロンの濾過精度。 3. 濾紙は、パルプ-アクリル繊維素材を用い、洗浄・再使用を可能とした。 （３） コンパクトで軽量 1. 総重量53kg、全高750kgというコンパクトサイズを実現。ライトバンなどでの搬送を可能とした。 2. 大型空気入りタイヤを採用し、凹凸地での移動の負担を軽減した。 ２． メーカー希望小売価格(消費税を含まず) 283,000円