平成10年12月２日

福祉車両 スバル トランスケア「プレオ ウイングシート リフトタイプ」を発売

　富士重工業（田中　毅社長）は、福祉車両 スバル トランスケアシリーズに、プレオをベースとした「プレオ ウイングシート リフトタイプ」を設定し、本日より全国スバル特約店を通じ一斉に発売する。
　今回発売する「プレオ ウイングシート リフトタイプ」は、本年10月に発売した新型軽乗用コンパクトワゴン「プレオ」をベースとし、簡単なレバー操作で回転でき、リモコン操作でスムーズに昇降ができる電動リフター付助手席を備えた福祉車両である。ゆとりある居住性と走りの性能をバランスさせたジャストサイズのボディ、ゆとりあるヘッドクリアランスなど、プレオ独自の優れたパッケージングを活かし、介護者と被介護者双方の疲労軽減を考慮し、扱い易く実用性を十分に配慮した車両となっている。
　富士重工業では、今後の福祉車両需要の拡大が想定される中で、多様化するユーザーニーズに対応した福祉車両の充実を図るとともに、今後とも安全性と機能性を備えたくるまづくりを行っていく。

トランスケア 「プレオ ウイングシート リフトタイプ」

■商品概要

1. 簡単なレバー操作での90度の回転と、リモコン操作での175mmの昇降を可能とした、電動リフター付助手席を装備。
2. 助手席のシートリクライニングも可能とし、被介護者の疲労軽減を考慮。
3. 助手席ドアの開度を拡大し、乗降性を向上。
4. リヤシートを倒した状態での車椅子収納はもちろん、車椅子を折り畳めば４名乗車時でも収納可能。［なお、４名乗車時での搭載可能なサイズは、最大縦：790mm、横：1050mm、幅：270mm。車椅子の形状によっては４名乗車不可の場合もあり。また車椅子搭載用のセット（固定用ベルト、バンパーカバー）は別売。］
5. ベース車両は、プレオの全グレードより選択可能。

■販売計画

１０台／月

■メーカー希望小売価格〈消費税含まず〉