富士重工業とスズキ 業務提携で合意 |
―互恵と平等の精神に基づく提携関係の構築― |
富士重工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:田中 毅)とスズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、社長:鈴木 修)は、本日、技術・生産面をはじめとする幅広い分野で、互恵と平等の精神に基づき、これまでの協力関係をさらに強化し、業務提携を結ぶことで合意した。
この度の合意は、国際化が進み、ますます競争が激化する自動車業界において、両社の経営資源を相互に補完し協力しあうことで、お互いの経営の自主性を保ちながら、両社が将来に向けて着実に発展していくことを目的としている。
両社は提携の実効をあげるべく、近く協議機関を設置し具体的な検討に着手してゆく。
なお、富士重工業とスズキの友好的な関係の象徴として、両社はそれぞれが100億円規模の株式を持ち合うことで具体的検討に入ることについても合意した。
富士重工業とスズキは、平成7年以降、スズキの軽乗用車用3速オートマチックトランスミッションのスバル車への採用や、富士重工業の小型乗用車用CVTのスズキへの供給、また海外においては、スズキの欧州生産拠点マジャールスズキ社(ハンガリー)が生産する小型乗用車のスバル車販売網への供給などの協力関係がある。
以上