2010年11月18日
富士重工業 2010年LAオートショーで「スバル インプレッサ コンセプト」を公開
富士重工業は、本日、米国ロサンゼルスにて開催中の2010年LAオートショー( 11月17日~18日プレスデー、11月19日~28日一般公開)にて、「スバル インプレッサ コンセプト」を世界初公開しました。
スバル インプレッサ コンセプト |
スバル インプレッサ コンセプトは、スバルの新しいブランド戦略の第一弾として、将来のインプレッサをイメージする中で、今回新たに設定したブランドステートメント「Confidence in Motion」を表現したデザインコンセプトモデルです。流麗で引き締まったフォルムの中に力強さを感じるエクステリアデザインと、安心で快適な走りを実現する豊かな室内空間を表現した4シートレイアウトを基調としたインテリアデザインを融合することで、ブランドを通じてお客様へお届けするスバルらしい「安心と愉しさ」を表現しています。
【エクステリアデザイン】
- エクステリアデザインのコンセプトは、「Dynamic flow & Confident stance」です。スポーティさと躍動感のある4ドアクーペスタイルで、進化したスバルデザインを提案します。
- Aピラーを前方へ延ばし、力強いCピラーのデザインと合わせることで、広い室内空間と空力性能を両立し、新しいインプレッサのフォルムを感じる流麗なシルエットにしました。ボディ後半の大胆に絞りこまれたスタイルにより、4ドアモデルでありながらスタイリッシュで力強いフォルムを実現しています。
- AWDモデルであることを特徴づけるホイールアーチデザインや、ワイド・アンド・ローの姿勢は、力強いスバルらしい走りを強調するデザインであるとともに、スバルがお届けする信頼と安心をデザインで表現したものです。
- フロントには、スバルの新世代アイデンティティとして、スプレッドウィングを中央に配置したヘキサゴングリルを採用しました。六角形の辺を中心に広がるフロントフェイスやエンジンフードの立体的で力強い面構成はこのモデルの存在感を一層高めています。さらに、ホークアイヘッドライト、フィン形状のフォグランプにより、スバルの個性をより鮮明に表現しています。
- リヤデザインにも、フロントデザインと同じモチーフを採用しています。中央のリヤガーニッシュをヘキサゴンシェイプとし、立体的で張り出し感のあるデザインにしました。リヤコンビネーションランプの内部は奥行き感を強調したレイヤー形状とし、グラデーションを効かせた独特なライティングで特徴を出しています。
- ボディサイドのデザインは、シンプルでクリーンなラインと面で構成され、力強いフェンダーデザインとのコントラストをもたせました。リヤコンビネーションランプへ繋がるキャラクターラインはリヤ方向へ勢い良く流れ、インプレッサコンセプトの躍動感を表現しています。
- ハイラスターシルバー塗装のアルミホイールは、AWDの力強い走りをイメージした剛性感のある5本スポークと、インプレッサのもつ軽快感を表現した細い5本スポークを組み合わせた10本スポークデザインを採用しました。スポーク周りにはカーボンのフィンをあしらい、ブレーキ冷却性能の機能を表現しました。
- エクステリアカラーには、「スカイシルバー」を採用しました。大空に舞う飛行機をイメージしたブルー系のシルバーは、新世代のスバルのシルバーとして提案するニューカラーです。
【インテリアデザイン】
- インテリアデザインのコンセプトは、「Dynamic, Enticing, Secure」です。エクステリアデザインに共通するダイナミックな流れを表現した室内空間の中に、スバルがもたらす「安心と愉しさ」を表現しました。
- 広々とした4シートレイアウトは、乗る人を心地よく包みこみ乗る人が安心を感じるデザインを目指しました。素材には、都会的な印象を与えるプラチナカラーのレザーを採用し、さらにダークブルーのパイピングやWステッチを組み合わせることで、細部にわたり上質感のある仕上げにこだわりました。
- インストルメントパネルでは、レイヤー感を強調して、上部と下部で2色のプラチナカラーを使い分け、広さ感と高質感を高めています。
- センターパネルには、ナビゲーション、オーディオ、車両情報の3つのディスプレイを一体感のあるデザインで表現した、マルチファンクションディスプレイを配置しました。タッチパネル式により、高い操作性、機能性、そして先進性を実現するとともに遊び心も持たせています。情報やエンターテイメントと一体となった豊かな室内空間により、車で移動することの愉しさを提案します。
- ステアリングにはスポーティなD型スポークタイプを採用しました。プラチナカラーのレザーグリップと、センター部に配置したピアノブラックのパネルを合わせることで、インプレッサのもつスポーティさに加え、上質感も表現しました。また、ステアリングにもタッチパネルを装備し、様々なアプリケーションをストレスなく楽しむことができます。
- スバル独自の先進運転支援システム「アイサイト」を搭載しました。
【主な仕様】
全長×全幅×全高(mm):4,520×1,820×1,430
ホイールベース(mm):2,640
エンジンタイプ:新世代ボクサーエンジン(水平対向4気筒2.0ℓ ガソリンエンジン)
トランスミッション:リニアトロニック(CVT)
タイヤサイズ:245/40 ZR19
乗員定員:4名