富士重工業 2011年3月期 第1四半期連結業績の概要
<2011年3月期 第1四半期業績:連結売上高>
スバルの国内販売は、登録車のエクシーガ、フォレスターが商品力強化による効果で好調に推移し、また軽自動車は新型車ルクラとともにサンバーが販売を伸ばし、国内販売全体では前年同期比107.8%の35 千台となりました。一方、海外販売では北米、中国を中心にレガシィが大幅に伸長し、フォレスターも引き続き好調に推移したことで、全市場が前年同期を超える販売となり、海外販売全体で同170.8%の115千台となりました。
全世界合計の販売台数は同150.1%の150千台と前年同期を大きく上回る実績となり、この結果、連結売上高は為替の円高による影響があったものの、売上台数および売上構成の改善により同136.5%の3,703億円となりました。
<2011年3月期 第1四半期業績:連結損益>
営業利益は好調なスバルの売上台数増と売上構成の改善、さらにコスト削減により、前年同期比423億円増益となる226億円となりました。経常利益は同437億円増益の242億円、純利益は同384億円増益の191億円となりました。
<2011年3月期 第2四半期累計期間業績見通しならびに通期業績見通し>
第2四半期累計期間業績の見通しについては、第1四半期連結損益の経常利益、純利益が期初の予想値を上回ったことから、2010年5月7日に公表した予想を見直し、営業利益350億円、経常利益330億円、当期純利益230億円に上方修正します。しかしながら通期業績については、直近の為替が円高傾向にあることや鋼材などの原材料価格動向を勘案し期初予想を据え置きます。
※2010年5月7日公表
・第2四半期累計期間連結業績予想
売上高7,500億円、営業利益250億円、経常利益230億円、当期純利益140億円
・通期連結業績予想
売上高1兆4,700億円、営業利益430億円、経常利益380億円、当期純利益230億円