第63回 フランクフルトモーターショー 出展概要
富士重工業は、ドイツで9月開催予定の第63回フランクフルトモーターショー(9月15日~16日プレスデー、9月17日~27日 一般公開)に、今夏、欧州市場へ導入となる新型スバル レガシィとアウトバックを出品します。
新型では、スバルの新世代自動変速機として開発された無段変速機「リニアトロニック」、クレードル構造を採用したシャシー、広く快適な室内空間を実現した新たなパッケージングの採用など、その商品価値をいっそう高いものとしています。欧州市場には、昨年量産乗用車用としては世界初として導入した水平対向ディーゼルエンジン、スバル ボクサー ディーゼルがラインナップされます。また、地域限定で展開されるガソリンターボモデルを除く全てのモデルでユーロ5規制対応とし、環境性能を高めました。
スバルのプレスブリーフィングは、9月15日(火) 14:30よりスバルブースにて行われる予定です。
■スバル レガシィ
第五世代となる新型レガシィは、水平対向エンジンを中心とするスバル独自のシンメトリカルAWD(All Wheel Drive)をベースに、誕生以来20年にわたり一貫して磨き続けられてきたハンドリング性能や安全性の向上とともに、乗る人すべてにとっての快適、信頼の走りの実現と環境性能の向上を目指しています。ボディタイプはセダンとツーリングワゴンの2タイプを用意。2.0ℓおよび2.5ℓのガソリンエンジンと2.0ℓディーゼルターボエンジンのAWDモデルをライナップしています。(一部市場には2.5ℓガソリンターボエンジンも用意)
従来型に対し、全長をセダンで65㎜、ワゴンで55mm拡大し、ホイールベースは80mm延長することで後席足元スペースを大幅に広げました。また、リニアトロニックを搭載する2.5ℓモデルでは、従来型のATモデルに対し燃費をセダンで5.9%、ワゴンで6.9%向上しています。
■スバル アウトバック
アウトバックは、1995年に初めて世界導入されて以来(欧州には1996年)、シンメトリカルAWDの特長を生かし、乗用車のもつ優れたハンドリング性能や乗り心地と、SUVのもつ走破性や多機能性を兼ね備えたクロスオーバービークルの先駆けとして世界各国で高い評価を得てきました。第四世代となる新型では、十分なロードクリアランスを確保するなど従来の特長を活かしつつ、力強く存在感のあるエクステリアデザインやゆとりを感じるパッケージングを新たに採用するなど、さらなる進化を図りました。2.5ℓガソリンエンジンと2.0ℓディーゼルターボエンジンに加え、3.6ℓ水平対向6気筒エンジンを搭載したフラッグシップモデルも用意しています。
<主な諸元(欧州仕様)>
[レガシィ セダン]
全長×全幅×全高(㎜):4,730×1,780×1,505
ホイールベース(㎜):2,750
[レガシィ ステーションワゴン]
全長×全幅×全高(㎜):4,775×1,780×1,535
ホイールベース(㎜):2,750
[アウトバック]
全長×全幅×全高(㎜):4,775×1,820×1,605
ホイールベース(㎜):2,745
スバルブースイメージ |