新型コンパクトカー
スバル デックス（DEX）を発売

　富士重工業は、新型コンパクトカー スバル デックスを、本日より全国スバル特約店を通じて発売する。

　デックスは、クルマに対する嗜好やニーズが多様化する中で、幅広く支持されているコンパクトカークラスに、スバルとして新たな価値を提案する商品である。

　コンセプトは『スクエア　ユーティリティ　コンパクト』とし、このクラスに求められる日常での使い勝手の良さや個性を重視することで、「街乗りを中心に、クルマと一緒の日常生活をより楽しみたい」というライフスタイルの実現を目指した。具体的には、特徴的なスクエアフォルムを活かし、5ナンバーサイズのコンパクトボディに、広々とした室内空間と高いユーティリティを持つ優れたパッケージング、そして 力強く存在感のある個性的なエクステリアを兼ね備えたコンパクトハイトワゴンとした。

　富士重工業は、本年4月にトヨタ自動車、ダイハツ工業との間で、開発や生産の分野における新たな協力関係を発表。各社の持つ技術力を活用し、新たな商品ラインアップや開発体制の構築など競争力をさらに強化することで合意しており、デックスは、その具現化の一つとしてダイハツ工業よりOEM供給を受けるものである。

スバル デックス「1.3i-S」

【商品コンセプト】

『スクエア　ユーティリティ　コンパクト』　～四角く広々とした　使い勝手の良い　コンパクトカー～

• ■力強さを表現した存在感のあるエクステリア
• ■広い室内空間と使い勝手に優れるパッケージング
• ■快適かつ安心感のある走行性能

【グレード構成】

• 「1.3i」      使用頻度の高い装備を充実させた、お求めやすいベーシックモデル
• 「1.3i-L」   オートエアコンやアルミホイールなどを装備した上級仕様のコンフォートモデル
• 「1.3i-S」   精悍なエアロパーツやMOMO製本革巻ステアリングを装備したスポーティモデル

【商品の主な特徴】

1．デザイン

＜エクステリア＞

• タイヤの四隅への配置や抑揚のある面構成などにより、力強い存在感を持つ個性的なエクステリアを実現
• フロントには、ターンランプ＆フォグランプを縦置きに配置したバンパーや、光輝感のあるメッキタイプのグリルを採用し、精悍な表情を創出。
• サイドは、ダイナミックなキャラクターラインや張り出し感のあるホイールアーチにより、シャープさと安定感を表現。
• リヤは、コンビランプを光輝感のある伸びやかなリヤガーニッシュで結び、ワイド感を強調。
• 安定感のあるスポークタイプのアルミホイールを採用。（「1.3i」を除く）
• スポーティさを高めるルーフスポイラー、サイドシルスポイラーを装備。（「1.3i-S」）
• ボディカラーには、「パール・ホワイト」、「ブラック・マイカメタリック」、「ブライトシルバー・メタリック」、「ダークレッド・マイカ」、「グレー・メタリック」の5色を設定。

＜インテリア＞

• 立体感のあるインストルメントパネルなどにより、くつろぎの空間を演出する特徴的なインテリアを実現。
• 視認性に優れる2眼センターメーターを採用。また、メーターのイルミネーションは、グレードに合わせ、ブルー色とアンバー色の2色を設定。
• シート表皮には、光沢感のある格子模様のファブリックとマット調シートを組み合わせ高い質感を表現。
• センターパネルは、艶のあるブラック塗装を施し上級感を演出。（「1.3i-L」、「1.3i-S」）
• フロントカップホルダー、フロントスピーカーリングなどにブルーイルミネーションを採用し、華やかな室内空間を演出。（「1.3i-L」、「1.3i-S」）
• スポーティで質感の高いMOMO製本革巻ステアリングホイールを装備。（「1.3i-S」）

2．パッケージング／ユーティリティ

• 全長3,800mm のコンパクトなボディに、室内長1,940mm、室内幅1,420mmを実現し、クラストップレベルの居住性を確保。
• リヤシートに、スライド量240mm＊1のスライド機構を装備。前後乗員間距離を最大975mm＊2とし、5名定員乗車時でも快適な後席空間を実現。
• サスペンションの室内への張り出しを抑えるとともに、テールゲート開口部の高さ、幅を広くとることで、優れた積載性を実現。また、2名乗車時では、619ℓ＊3ものゆとりあるカーゴスペースを確保。
• 広いドア開口部や、ほぼ直角まで開くリヤドアにより、スムーズな乗降性に寄与。
• 居住性に優れる2,540㎜のロングホイールベースを持ちながら、最小回転半径4.9mを実現。
• フロントシートに、ベンチシートを採用。また、コラムシフトや足踏み式のフットパーキングブレーキにより、停車時の左右へのウォークスルーが可能。
• リヤシートに、6:4分割式の左右独立リクライニング機構を採用。乗車人数や使用状況に合わせた多彩なシートアレンジが可能。
• オートエアコンには、イオンを生成して浮遊するカビ菌の活動を抑制させるプラズマクラスター®＊4を採用。花粉除去モードの装備とあわせ、快適で健康的な空間を創出。（「1.3i」を除く）
• 全車に、除塵効果の高いクリーンエアフィルターを採用。
• 全車に、キーレスアクセス＆スタート機構を装備。
• 運転席まわりをはじめ、助手席シートバック、カーゴスペースに、豊富な収納スペースや機能的な装備を充実。

3．メカニズム

• エンジンは、可変バルブタイミング機構付き1.3ℓ直列4気筒DOHC16バルブを採用。低速域からしっかりとしたトルクを発揮し、街中などでの扱いやすい走行性能と優れた燃費性能を両立。
• トランスミッションは、なめらかな走りと低燃費を実現する電子制御4速オートマチックを採用。また、登り坂での3速～4速の頻繁な変速を抑制する登坂変速制御により、坂道でもスムーズかつ経済的な走りを実現。
• サスペンションは、各部の高剛性化、軽量化を図りながら、十分なサスペンションストロークを確保。軽快で優れた操縦安定性としなやかな乗り心地を実現。

4．安全性能／環境性能

• 重量の異なる車同士の衝突時における共存性を追求したコンパティビリティの概念を採り入れた安全ボディを採用。
• 自車より重い車両との50％オフセット前面衝突、側面衝突、50％オフセット後面衝突という、全方位の車対車の衝突試験を実施し、十分な生存空間を確保する優れた乗員保護性能を実現。
• フロントフードやワイパー周辺に衝撃吸収構造を採用し、歩行者の頭部などへの被害を軽減。
• 全車に、デュアルSRSエアバッグを装備。さらに、SRSサイドエアバッグ＋SRSカーテンエアバッグをメーカー装着オプションで設定。
• 全車に、EBD［電子制御制動力配分］付きABSを採用し、安定した制動性能を実現。また、緊急時にブレーキペダルの踏み込む力が弱い場合でも高い制動力を発揮させるブレーキアシストも装備。
• 全車、「平成17年低排出ガス75％低減レベル（SU-LEV）」の認定を取得。また、2WD車は、「平成22年度燃費基準」を達成。
• 車室内に揮発性の少ない部材や接着剤を使用し、鼻、のどなどへの刺激の原因とされるホルムアルデヒド、トルエンなどのVOC（Volatile Organic Compounds：揮発性有機化合物）を削減。

【販売計画】

500台／月

【生産工場】

ダイハツ工業（株）　本社池田工場

注）＊： 21,000円高（ 消費税含む）
　　E-4AT：電子制御4速オートマチック
　　☆印：写真掲載グレード

なお、商品についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、
またはSUBARU お客様センター「SUBARU コール」 0120-052215 までお願いいたします。