2008年3月27日
ご参考
富士重工業 海上自衛隊初等練習機T-5の製造を再開
富士重工業は、海上自衛隊の初等練習機であるT-5型航空機を、このほど製造再開し3月6日防衛省に納入した。
T-5型航空機は、1988(昭和63)年度に初号機を納入以来、1997(平成9)年度まで36機を製造し、海上自衛隊の初級操縦教育に使用されてきた。その後、一部機体の老朽化にともない2006(平成18)年度に1機の製造契約を結び製造を再開、このたび納入したものである。 なお、製造再開された機体は、計器や航法機器など搭載装備品の近代化を織り込んだものとなっている。
また、今後、来年度中に4機を納入するなど、本格的に製造再開する計画である。
富士重工業は今後も、海上自衛隊の初級操縦教育に貢献できるよう、優れた航空機の製造に努めていく。