富士重工業 新型塵芥収集車「フジマイティーLP81型シリーズ」の販売を開始
富士重工業は、塵芥収集車のラインナップを拡充、小型トラックシャシベースの新型回転板式フジマイティーLP81型シリーズとして、LP481、LP581、LP680、LP680Lの4型式を5月22日より全国のフジマイティー販売特約店を通じて発売する。
今回販売を開始する新型LP81型シリーズは、塵芥収集車市場でのトップメーカー、富士重工業と新明和工業の二社が共同開発したもので、開発コードはG-RX。両社の共同開発は、2005年から販売を開始しているプレス式塵芥収集車G-PXに続くもので、回転板式としては今回が初めてとなる。
“徹底的に低騒音化・高性能化を追及し、さらに、新しさを象徴する斬新なデザインの回転板式塵芥収集車”を開発コンセプトにして、両社のそれまでの商品の特徴である積込力と積込効率をより高めるとともに、プレス式のG-PXシリーズにも通じる、これまでの塵芥収集車にはない洗練されたデザイン形状を採用している。
また、プレス式の発売で設定した自主安全基準「SAFETY21」を踏襲して、後方確認のバックアイカメラや後方からの視認性の向上をはかるためのハイマウントストップランプを標準装備とし、引き続き安全性の向上を図っているとともに、今回は、CO2を利用した荷箱内の火災拡大を抑制する装置をオプションで設定して、昨今増加している塵芥収集車の火災事故の被害を少なくするという安全性の向上も図っている。
富士重工業は、これまでのプレス式と今回の回転板式の新型効果により、2009年度までに年間販売2千台の体制構築を目指す。
なお、富士重工業と新明和工業は、「2007NEW環境展(5月22日~25日、東京ビッグサイト)」に両社共同の「G-MET projectブース」を設け、新型塵芥収集車の発表展示を行なう。
フジマイティーLP481 |