スバル フォレスター 累計生産台数100万台を達成

富士重工業は、このたびスバル フォレスターの累計生産台数100万台を達成した。1996年12月から同社群馬製作所矢島工場で生産を開始して以来、9年3ヶ月目での記録達成となる。

スバル フォレスターは、乗用車とＳＵＶ（Sports Utility Vehicle）のそれぞれの機能を進化させ、あらゆるシーンでの使いやすさと、あらゆる道での爽快な走りを追求した新しい時代のライフスタイルを演出するクルマとして開発された。1996年10月、ＦＩＡ（国際自動車連盟）およびＡＣＣＵＳ（米国自動車競技委員会）公認の｢24時間世界最速記録｣に挑戦し、平均速度180.082km/hの新記録を樹立。高い走行性能や耐久性、信頼性などを実証し、1997年2月からの国内市場を皮切りに世界各国へ導入した。

現行の2代目は、動的な基本性能の向上、世界トップクラスの総合安全性能の達成、使いやすさと快適性の追求、力強く洗練されたデザインの実現という4項目を重点テーマとして開発、2002年2月に市場投入された。欧米の各種衝突安全試験において高い評価を獲得するなど、スバルの安全性を重視したクルマ作りの思想の認知に貢献し、海外市場においても高い人気を博している。

フォレスターの2005年における世界販売台数※は、前年比106.2％の119,743台。そのうち海外比率は83.2％とスバル車の中で一番高く、スバルの世界戦略を担う主力車種に成長している。

【スバル フォレスターの主な沿革】 1996年10月 24時間世界速度記録挑戦（平均速度180.082km/hを樹立） 1996年12月 群馬製作所矢島工場にて生産開始 1997年 2月 国内市場で発売開始（2.0Lターボのみ） 1997年 6月 2.0LＮＡ（自然吸気）エンジン搭載車｢C/20｣追加 1997年 7月 米国市場で発売開始 1997年 9月 欧州市場で発売開始 1998年 9月 2.5LＮＡ（自然吸気）エンジン搭載車｢T/25｣追加 2000年 1月 大幅改良を実施 2002年 2月 2代目発売 2002年10月 オンロードでの走行性能を高めた｢CROSS SPORTS｣追加 2002年11月 ＲＪＣ特別賞2003受賞 2003年 2月 特別仕様車｢X20 L.L.Bean EDITION｣発売 2004年 2月 2.5Lターボエンジン搭載車｢STi Version｣追加 2005年 1月 大幅改良を実施 2006年 2月 累計生産台数100万台を達成 【メーカー希望小売価格＜消費税含む＞】（ ）は消費税含まず   初代 2代目 合計 1996年度 7,688 7,688 1997年度 101,497 101,497 1998年度 106,350 106,350 1999年度 109,701 109,701 2000年度 115,433 115,433 2001年度 78,912 16,588 95,500 2002年度 934 123,007 123,941 2003年度 120,487 120,487 2004年度 109,024 109,024 2005年度 110,397 110,397 合計 520,515 479,503 1,000,018 ※2005年度は2006年2月17日までの台数

初代フォレスター Ｓ/20（1998.1） Ｔ/25（1998.9） Ｃ/20スペシャル（2000.7） 2代目フォレスター ＸＴ（2002.2） CROSS SPORTS（2002.10） Ｘ20 L.L.Bean EDITION（2003.2） STi Version（2004.2）