富士重工業 国内6地区においてスバル特約店を統合
富士重工業は、国内6地区における国内スバル特約店の統合を実施する。対象となるのは、北海道地区の特約店2社、中部地区の特約店2社、近畿地区の特約店2社、四国地区の特約店2社、北九州地区の特約店2社、南九州地区の特約店2社で、いずれの特約店も富士重工業が出資している連結対象会社である。統合方法については、近畿地区は存続会社が営業を譲り受ける形で行ない、それ以外の地区は存続会社による吸収合併とする。また、合併期日については、近畿地区が2006年10月1日とし、それ以外の地区は2006年4月1日とする。統合の対象となる特約店は、下表の通り。
統合地区 | 現特約店 | 新会社 | 統合地区 | 現特約店 | 新会社 |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 旭川スバル自動車 | 北海道スバル | 四国 | 香川スバル自動車※ | 東四国スバル |
北海道スバル※ | 徳島スバル自動車 | ||||
中部 | 北陸スバル自動車※ | 北陸スバル自動車 | 北九州 | 佐賀スバル自動車 | 西九州スバル |
福井スバル自動車 | 長崎スバル自動車※ | ||||
近畿 | 和歌山スバル自動車 | 大阪スバル | 南九州 | 宮崎スバル自動車 | 南九州スバル |
大阪スバル※ | 鹿児島スバル自動車※ |
富士重工業は、2007年3月期までの中期経営計画「修正FDR-1(Fuji Dynamic Revolution-1)」において「販売体制の再構築」を掲げ、スバル国内営業部門の販売力強化および収益力改善を進めている。具体的には、2005年4月に全特約店への導入が完了した業務基幹システム「パートナー21」を活用し、特約店業務の生産性向上により、間接人員をセールス人員として再配置し、顧客対応の充実と販売拡大を図り、効率的な販売体制の実現を目指すものである。今回の統合は、その取組みの一手法であり、規模が小さく現状以上の効率化が困難な特約店を対象としている。販売会社を広域化し、一定規模を確保することで、固定費や車両在庫削減などの合理化を図るとともに、間接部門からの配転でセールスを増員するものである。
【合併要旨(各地区共通)】
(1) 合併期日:2006年4月1日(近畿地区は2006年10月1日)
(2) 合併形態:吸収合併(近畿地区は営業譲渡)
(3) 合併比率:未定
(4) 合併後の代表者:未定
(5) 事業規模等:
会社名 (仮称) |
北海道 スバル |
北陸スバル 自動車 |
大阪 スバル |
東四国 スバル |
西九州 スバル |
南九州 スバル |
売上規模 | 22,000 | 15,000 | 33,000 | 8,500 | 11,000 | 11,000 |
新車販売台数 | 10,000 | 8,000 | 14,500 | 4,700 | 6,800 | 7,000 |
新車拠点数 | 25 | 13 | 32 | 10 | 16 | 14 |
※新車拠点数は合併時のもの。
【ご参考:各社の概要】
(7)売上規模、(8)新車販売台数、(9)富士重工業持株比率
※各項目は2005年12月末現在のもの。なお、売上規模、販売台数は2004年度の数値。
旭川スバル自動車株式会社(1)旭川市神居五条1-1-27 |
北海道スバル株式会社(1)札幌市西区西町南14-1-1 |
北陸スバル自動車株式会社 (1)石川県金沢市泉本町3-102 |
福井スバル自動車株式会社(1)福井県福井市西開発4-201 |
和歌山スバル自動車株式会社(1)和歌山県和歌山市西浜867 |
大阪スバル株式会社(1)大阪府守口市八雲東町1-21-23 |
香川スバル自動車株式会社(1)香川県高松市木太町2819 |
徳島スバル自動車株式会社(1)徳島県徳島市論田町大江26 |
佐賀スバル自動車株式会社(1)佐賀県佐賀市巨勢町大字牛島178-3 |
長崎スバル自動車株式会社
(1)長崎県長崎市葉山1-28-15 |
宮崎スバル自動車株式会社(1)宮崎県宮崎市花ヶ島町新地橋1122-1 |
鹿児島スバル自動車株式会社(1)鹿児島県鹿児島市下荒田4-52-22 |