2004年12月17日
新型クロスオーバー車の名称を「SUBARU B9 TRIBECA」に決定
富士重工業(竹中 恭二社長)は、来年北米を中心に導入するスバルの新型クロスオーバー車の名称を「SUBARU B9 TRIBECA(スバル・ビーナイン・トライベッカ)」に決定した。
SUBARU B9 TRIBECAのB9は、スバルの特長である水平対向エンジンの愛称ボクサーエンジンとスバル車の商品展開上の分類を表している。そしてTRIBECAは、米国ニューヨークの街の名前に由来するものである。
TRIBECAとは、Triangle Below Canal St.の略で、ニューヨークのキャナル通り南側の地域を指す。若手アーティストが多く集まり、個性的なブティックやギャラリー、レストランが軒を連ね、最先端の流行を生み世界中の注目を集める、活気にあふれた街である。
スバルの新型クロスオーバー車は、個性を特長とするスバルブランドの象徴であり、新しい市場を開拓するというスバルの挑戦でもある。この車を表す名前として、TRIBECAという街のイメージは、まさに合致しているのである。
富士重工業は、この新型車に当初B9Xという記号名を用いることを発表したが、スバル車の顧客をはじめとする様々な方から多くの意見や感想が寄せられていた。こうした状況において、同社は、この車に相応しく、かつ導入市場で受容性の高いTRIBECAという名称を見出し、それを付加することが新型車の市場導入と将来の販売に最善な選択であると決断したものである。