富士重工業(竹中 恭二社長)の中古車事業を担う関係会社のスバルユーアイ(池田 周一社長)と業界最大の中古車テレビオークションを運営するオークネット(藤崎 清孝社長)は、中古車オークション事業に関して提携し、オークネットが主催している中古車のテレビオークションに、スバルコーナーを開設する。
中古車のテレビオークションは、1985年にオークネットが世界で初めて事業化した中古車の電子商取引。衛星通信と地上回線を組み合わせた独自のシステムにより、中古車事業者をはじめとする全国約7,000社のオークネット会員が、専用端末を通じてテレビオークションに参加している。このシステムは、オークション会場まで足を運ばずに事務所や在宅での出品・落札を可能とし、現車運搬不要による経費や工数の削減となり、中古車流通の合理化に大きな革新をもたらしてきた。
富士重工業は、中古車事業の拡大に向けて、顧客対応業務を標準化した「スバルスタンダード」の徹底やG-PARKおよびカースポットを中心とする中古車販売拠点の整備など小売体制の強化と同時に、卸売体制の強化に取り組んでいる。
現在、富士重工業グループの中古車流通機能は、関東、近畿、九州の国内3地域における現車オークションや、全国スバル特約店間の中古車取引を目的としたペーパーオークションなどがある。今回の提携により、グループ以外の中古車事業者など約7,000社のオークネットテレビオークション会員もスバル特約店が出品する高品質な中古車を落札できるオープンオークションを短期間で立ち上げることが可能となり、中古車流通の活性化と効率化を図ることができる。 オークネットは、テレビオークションに加え、独自のオークションネットワークを構築し、既に現車オークション会場の中継オークションをはじめ、新たな提携オークションを拡大している。
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