2004年9月1日
富士重工業(竹中 恭二社長)は、このほどスバル インプレッサ「WRX STi spec C」を2005年以降のモータースポーツ参戦への主要車種と位置づけ、2004年中に世界自動車連盟(FIA)に対し、FIAグループNのホモロゲーション(公認書)を申請する。* FIAグループNとは、世界各国で開催されているラリーやレースなどの競技車両によるカテゴリーの1つで、参加する競技車両にはホモロゲーションの取得が義務付けられるとともに、その改造範囲が厳しく制限されるため、ベースとなる車両の性能が問われるカテゴリーである。
富士重工業では、FIAグループNのホモロゲーション取得の条件となる1000台以上生産を2004年中に行い、2005年シーズンの開幕までに取得を完了する計画である。 なお、FIAグループNで競われるプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)では、スバルインプレッサ WRX STiのグループN仕様を駆るドライバーが2003年シリーズタイトル1~3位までを独占した。
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