2004年4月21日
富士重工業(竹中 恭二社長)は、同社の物流子会社であるスバル物流(群馬県邑楽郡大泉町、早藤 善雄社長)とスバル梱包輸送(群馬県太田市、小原 善昭社長)を本年7月1日付で統合し、新会社を設立する。あわせてスバル部品用品本部がもつスバル部品センター(群馬県太田市)の物流管理機能の一部を移管する。 新会社は、自動車関連のグループ内物流事業を統合・再編することで、一層の競争力強化と収益力向上を図り、中期経営計画FDR-1で目指す物流分野での改革の取り組みを加速させる。 スバル物流は、スバルの商品車輸送事業からスタートし、パワーユニットなどの部品輸送事業、納車整備事業などに業務を拡大、現在はグループ全体の物流ネットワーク拡大に取り組んでいる。 スバル梱包輸送は、北米の生産拠点スバル オブ インディアナ オートモーティブへの部品供給を目的とした梱包輸送事業を担い、グループ協力企業からの受託拡大も進め、競争力の強化に取り組んでいる。 一部機能を移管するスバル部品センターは、スバル車の部品・用品およびGM部品の管理・保管・出荷などを担っている。今回は、その業務のうち梱包・輸送業務を新会社に移管し、新会社での効率的な運用をもってコスト低減を図る。 今回の事業統合は、スバル車やその部品・用品などの物流とその周辺業務を総合的に見直すなかで、集約による事業の効率化、経営基盤の安定化を進め、さらにはサプライチェーンマネジメントに貢献する提案力、企画構築力を身につけながら物流事業の充実を図っていく狙いを持つ。
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