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2004年3月15日
 
 
ご参考
 
 
富士重工業 サーブ9-2Xを群馬製作所で生産開始



  富士重工業(竹中 恭二社長)は、スウェーデンのサーブオートモービル(ピーター・オーガストソン会長、以下サーブ)と共同開発した北米市場向けのサーブ9-2Xの生産を同社群馬製作所矢島工場で開始、3月12日午後4時から量産初号車のラインオフ式を行った。

  サーブ9-2Xは、富士重工業とゼネラルモーターズ(リック・ワゴナー会長、以下GM)の100%子会社であるサーブがGMアライアンスの枠組みの中で開発したモデルであり、富士重工業のAWD車をベースに、その優れた走行性能を生かしながらも、デザインなどサーブ車らしい造り込みを行った新型5ドアハッチバック車。
  同車は、昨年12月ロサンゼルスで発表され、今年1月に開催されたデトロイトモーターショーにも出展し、多くの来場者から注目を浴びた。
  サーブは、商品ラインナップ上エントリーモデルとなる9-2Xを今年7月から、若年層を主なターゲットとして、北米で販売を開始する。

  サーブのピーター・オーガストソン会長は、「サーブ9-2Xは、富士重工業とサーブという、ともに走りを楽しむクルマづくりをしている2社の協業の成果です。私たちの強さを組み合わせたことで、市場に早く商品を導入できます。」と語った。

  また、富士重工業の竹中 恭二社長は、「GMアライアンスにおける共同開発車の生産開始を迎えたことは非常に喜ばしい。サーブ9-2Xを選ばれるお客様に、高品質なクルマをお届けできるよう努めていきたい。」と述べている。

  富士重工業とGMは、1999年12月に戦略的業務提携に合意し、技術開発や購買、商品協力など、様々な分野での協業を進めている。

 

 

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