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2004年2月20日

富士重工業株式会社
三井不動産株式会社


埼玉県内最大級のショッピングセンター 4月下旬グランドオープン
施設名称を『ステラタウン』に決定



  富士重工業株式会社(代表取締役社長:竹中 恭二)と三井不動産株式会社(代表取締役社長:岩沙 弘道)は、富士重工業旧大宮製作所跡地再開発(埼玉県さいたま市北区宮原町、植竹町他)における主要事業の一つとして、県内最大級となる「(仮称)富士重工宮原ショッピングセンター」の開発を推進してきたが、今般当施設の名称を『ステラタウン』に決定し、2004年4月下旬にグランドオープンすることとした。

  当ショッピングセンターは、さいたま市を中心に半径20kmエリアを商圏とした県内最大級の大規模複合型商業施設であり、核店舗となる総合スーパーの「イトーヨーカドー」ならびに同規模の売場を有する専門店モール、家具販売の「家具の大正堂」、自動車用品販売の「イエローハット」などで構成される。専門店モールには、「フランドル」、「パル」、「クリムゾン」をはじめとするスタイリッシュなブランドの衣料、「リヴァンス」、「オレンジハウス」を擁する「さが美」の雑貨、レインフォレストカフェによる南米テイストのテーマ型レストラン、銀座嘉泉シェフの新・中華料理、究極の豆腐づくりで有名な三代目茂蔵の直営和食、地元の名店が登場するデリカテッセンなどに加え、ナムコとベネッセコーポレーションが展開する県内初出店の「しましまタウン」や子供服の「ミキハウス」など、幅広い年齢層をターゲットとした100を超える多様なテナントの出店を予定している。

  当ショッピングセンターの名称である『ステラタウン』は、富士重工業のコーポレートシンボルである「六連星」から想起した“ステラ(星)”と、街づくりの“タウン”から命名しており、「天空に輝く星のように地域のお客様に夢と感動を与える施設でありたい」という思いを込めたものである。施設計画は、ひとつの街になぞらえて基本設計された、居心地のよい配色の開放感あふれるオープンモールとハイセンスなクローズドモールからなるハイブリッド型モールであり、変化に富んだ壁面デザインが特徴となっている。

ステラタウン外観予定図
ステラタウン外観予定図

 

 当計画は、富士重工業グループ初の大型賃貸商業施設事業であり、グループが所有する不動産の有効活用促進とそれから得られる賃料収入により、本業の収益に加えて長期安定的な収益確保に寄与し、経営基盤を強化する事業と位置づけている。なお、事業の運営はグループの不動産事業を担う関係会社のスバル興産(代表取締役社長:高田 寿、本社:東京都新宿区)に任せ、当施設の所有もすべて同社所有となる。

 三井不動産は、富士重工業グループから、当計画における総合企画業務を受託し、当初より、当ショッピングセンターの施設計画を中心としたプロジェクトのマネジメントを行っている。また、商業施設事業での実績を評価いただき、施設開業後の運営管理業務(専門店モールはサブリースを含む)についても引き続き実施していく。三井不動産グループは現在首都圏を中心に積極的な商業施設事業の展開を図っており、当ショッピングセンターについても、同社グループが開発・運営する日本最大級のショッピングセンター「TOKYO BAYららぽーと」に次ぐ、首都圏での戦略拠点のひとつに位置づけ、グループ会社である株式会社ららぽーと(代表取締役社長:前田昌男、本社:千葉県船橋市)とともに積極的に携わっていく予定である。

 富士重工業旧大宮製作所跡地を中心とする約32haのエリアは、かねてより「業務」「商業」「都市型住宅」などの都市機能の集積を図る大宮副都心として、さる平成10年には大宮市(現さいたま市)施行の土地区画整理事業が事業認可されている。以降、道路、ライフライン、公園などの基盤整備が順次進められ、現在、すでにさいたま市北区役所、都市整備公団の賃貸住宅、民間の分譲マンション、フィットネスクラブなどが完成し、複合市街地形成が進捗している。当ショッピングセンター『ステラタウン』は、こういった一連の動きのなかで地元「さいたま市北部拠点宮原地区」の商業機能の中核を担う施設となる。

 

 

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