2004年1月13日
富士重工業(竹中 恭二社長)は、本日2004年1月13日、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において、航空自衛隊にジェット練習機「T-1」型航空機の定期修理の最終号機を納入した。この機体は通算586機目にあたる。 「T-1」型航空機は、国産初のジェット練習機として1956(昭和31)年に開発が開始され、1958(昭和33)年の初飛行後、延べ66機を納入した。航空自衛隊では飛行教育訓練に使用され、多くのパイロットの養成に活躍してきた。定期修理は、1962(昭和37)年に開始され、今回最終号機の納入を迎えたものである。 関係者とともに最終号機を見送った松尾則久常務執行役員航空宇宙カンパニープレジデントは、「48年もの長い間、無事に責任を果たせたことに誇りを感じる。これは関連した多くの方々の並々ならぬ努力の賜物であり、心から感謝するとともに敬意を表する。今後とも培った経験を活かし、すべてのお客様が満足する高品質の機体を飛び立たせて行きたい。T-1に関しては任務完了まで万全の支援をさせていただく所存である。」と述べた。
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