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2003年8月22日


富士重工業 スバル福岡納整センターを新設



  富士重工業(竹中 恭二社長)は、福岡県福岡市東区にスバル車の新車納車整備センターとして、「スバル福岡納整センター」を開設する。これにともない、本日10時より現地にて同社の和田英生副社長、奥原一成常務執行役員スバル日本営業本部長ら関係者出席のもと、竣工式を行った。

  富士重工業では、新設される「スバル福岡納整センター」において、本日2003年8月22日より、同社の九州地区のスバル特約店8社(福岡スバル、北九州スバル、佐賀スバル、長崎スバル、熊本スバル、大分スバル、宮崎スバル、鹿児島スバル)が扱うスバルの新車すべての納車整備を行う。これにともない、海上輸送の陸揚げを、博多港と宮崎港の二ヶ所から博多港のみに見直し、その保管も「スバル福岡納整センター」に集約する。また、従来博多港で陸揚げしていた車両の保管場所として利用してきた新宮中継基地(福岡県粕屋郡新宮町)については売却する。
  「スバル福岡納整センター」新設により、九州地区の新車納車整備を最新の設備で、かつ均一のレベルで行うことで、納車整備の品質安定化、特約店在庫管理の合理化、納車整備の一元化による拠点サービス対応能力の向上などが実現し、スバル車のお客様満足度を向上させるとともに、特約店経営力の強化、物流効率の向上などを図ることが可能となる。

  富士重工業では、これまでスバル車の集中納車整備センターとして、群馬県太田市の「スバル太田整備センター」、神奈川県愛川町の「スバル神奈川整備センター」、岐阜県土岐市の「スバル中部整備センター」、大阪府泉大津市の「スバル関西整備センター」の4ヶ所に展開してきたほか、三重県においてはGMアライアンスを生かしスズキの「近畿納整センター(三重県阿山郡)」に納車整備を委託している。メーカーとしての集中納車整備は、「スバル福岡納整センター」が前述のものに続く5ヶ所目となる。

  「スバル福岡納整センター」は、広さ22,680m2の敷地に2,004台の収容能力を持つ自動高層倉庫を持ち、整備工場や部品庫などとあわせて8,147m2の建坪となる。そして、管理運営は、関係会社のスバル物流(群馬県邑楽郡大泉町、早藤 善雄社長)に委託し、月間の標準納整台数は、2,700台と設定している。なお富士重工業は、このセンターの新設に土地購入費を含め約45億円を投資している。

 

 

          【スバル福岡納整センターの概要】
           名       称: スバル福岡納整センター
           所  在   地: 福岡県福岡市東区箱崎ふ頭6-5-6
           総 敷 地 面 積: 22,680m2
           建       坪: 8,147m2
           標準納整台数: 2,700台/月
           保 管 能 力: 2,304台

 

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