富士重工業（竹中 恭二社長）は、福岡県におけるスバル特約店2社の合併による統合を実施する。統合の対象となる特約店は、福岡スバル自動車と北九州スバル自動車の2社で、いずれの特約店も同社が出資している連結対象会社である。福岡スバル自動車を存続会社とし、合併期日は2003年10月1日とする。

　今回の両社の統合は、従来福岡市域と北九州市域で明確に分かれていた商圏が、経済環境の変化により福岡市を中心とした商圏に一体化してきている実態に合わせて、マーケティング戦略を一本化し、市場対応の強化を図って行くことを目的とするものである。
　あわせて、間接部門や在庫のスリム化、人材の最適配置など効率的な販売体制を実現することで、経営基盤を強化することも狙う。

　今回の統合は、1999年10月の国内5都府県および2001年10月の国内2地区での特約店の統合に続くものであり、今回の統合で全国1チャンネル53社のスバル特約店体制となる。