2003年4月15日
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富士重工業 ボーイング社から「ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞 |
富士重工業(竹中 恭二社長)は、2003年3月26日にボーイング社(フィリップ・M・コンディット会長兼CEO、米国イリノイ州シカゴ)から「ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したことを受け、本日、日本において授賞式が行なわれた。
今回受賞した賞は、富士重工業が1996年に構造分野において日本企業として初めて受賞した「ボーイング社民間機部門サプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞」に代えて設立された賞であり、民間機・軍用機・宇宙などボーイング社全部門にわたる世界66カ国、11,300社にのぼるサプライヤーの中から、航空機構造・装備品などの分野別に14の部門において、一貫して高い品質の製品・サービスを提供し続けているサプライヤーを選び、評価・表彰するものである。 今回、富士重工業は「大型構造分野-Major Structures」において日本企業として初めて同賞を受賞した。
今回の授賞式は、2003 年3 月26 日に米国ワシントン州シアトルで同賞を受賞したことを受けて、直接製造に携わる富士重工業従業員参加のもと、富士重工業の航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において行なわれるもので、ボーイング社の民間航空機部門グローバル・ストラテジー担当副社長ウェード・コーネリアス氏より、中坪 博之富士重工業航空宇宙カンパニープレジデントに記念のトロフィーが贈られた。さらに、コーネリアス氏より、従業員代表者にも記念品が贈られた。
富士重工業は、1970年代初頭に B747SP※1の複合材製ラダ-(方向舵)の納入を開始して以来、ボーイング社と四半世紀を超える良好な関係を構築しており、現在、B717を除く民間航空機全プログラムにおいて、B777のセンターウイング(中央翼)をはじめ、得意分野である複合材および大型主翼コンポーネントなどの製造、航空機の設計開発など幅広い分野に参画している。
※1: 大型旅客機B747の、初期の長距離型。SPは、Special Performanceの略
本年は富士重工業およびボーイング ジャパン(ボーイング社の日本法人)双方の創立50周年の節目にあたり、今後ともボーイング社との良好な関係を維持し、これまで以上に優れた貢献をしていく。
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