2003年3月3日
GMインドへのスバル車供給 シボレー フォレスターに決定 |
富士重工業(竹中 恭二社長)は、米国ゼネラルモーターズ(リチャード・ワゴナー社長、以下GM)の協力を受け、GMインドへ供給するスバル フォレスターを、シボレーブランドで販売することを決定した。
GMのインド現地法人GMインドでは、本日、シボレーブランドの現地展開を発表し、合わせて、スバルから供給されるフォレスターをシボレーブランドの最初のクルマとして導入する。
現地販売網41店の内、都市部を中心に15店のディーラーで扱われ、3月中旬から販売を開始する。2003年の販売目標は、年間500台。翌年以降、年間1,000台の販売を目指す。
導入されるフォレスターの仕様は、水平対向エンジン4気筒2000ccの5速マニュアル、右ハンドル、AWD。価格は1.55百万ルピア(約450万円)である。
スバル フォレスターとの差別化として、フロントグリルのオーナメントを始めとする内外装のスバルの六連星とリヤのスバル ロゴを、すべてシボレーのボータイに変更する。
GMインドは、これまでオペルブランドで事業を展開していたが、将来の成長のために、新たにシボレーブランドも立ち上げ、フォレスターをその最上位車種として展開する。
富士重工業は、今回の協力を機に、今後、多大な成長が見込まれる同国へ、GMとのアライアンスを活用して進出することにより、スバルブランド浸透の足掛りの構築を目指していく。
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