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2003年1月15日
 
 

富士重工業、GMインドへスバル車を供給

 

  富士重工業(竹中 恭二社長)は、このたび米国ゼネラルモーターズ(リチャードワゴナー社長、以下GM)の協力を受け、GMインドへスバル車を供給することを決定した。

  今回決定した内容は、GMのインド現地法人GMインドへ、スバル フォレスターを供給するというもの。GMの現地販売網を活用し、GMブランドで本年3月から販売を開始する。2003年の販売目標は、年間500台。2004年以降は年間1,000台の販売を目指す。

  富士重工業は、これまでインドでスバル車販売の実績がなく、販売チャネルも持っていなかった。今後、多大な成長が見込まれる同国へ、GMとのアライアンスを活用して進出することによりスバル車浸透の足掛りを構築したいという同社の狙いが、高付加価値車追加で商品ラインアップの拡充による販売拡大が期待できるというGMインドの狙いと一致したことから、今回の決定にいたったものである。

  今回GMインドへ供給されるフォレスターは、スバルの特徴である水平対向エンジンと4WDシステムを持ち、SUVと乗用車それぞれの良さの両立を高いレベルで実現しているクロスオーバーSUVである。世界トップクラスの総合安全性能を誇り、優れた燃費性能や、動力性能、道路状況や天候にも左右されない使いやすさと快適性などが、世界中で高い評価を得ている。

  富士重工業とGMは、2000年4月に資本関係を結び、様々な分野で提携の成果を見出すべく協議を重ねており、開発や購買などの分野をはじめ、両社での協業が着々と進捗している。
  すでに、海外でのスバル車販売に対するGMの協力については、2001年2月からフィリピンで、同年7月からインドネシアで、いずれもGMオ-トワールドを通じて、スバルブランドとしての販売を行っている。

 

   【GMインドの概要】
  社        名 General Motors India Pvt. Ltd.
  所   在  地 インド、ハリヤナ州
  代   表  者 Aditya Viji 社長
  設        立 1994年4月
  取扱いブランド オペル

 

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