富士重工業 と いすゞ自動車、 SIAの合弁関係解消と生産委託契約に正式調印
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富士重工業株式会社(社長:竹中 恭二、以下富士重)といすゞ自動車株式会社(社長:井田 義則、以下いすゞ)は、米国において合弁で運営しているスバル・いすゞオートモーティブインク( 以下SIA )のいすゞ保有全株式を富士重に譲渡し合弁を解消するとともに、富士重の100%出資会社となるSIAがいすゞ車の受託生産を行うことに関して、本日契約を締結した。
具体的な契約内容は以下の通り。
1. |
合弁の解消について |
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(1)解消の理由 : |
いすゞの北米SUV販売ボリュームの大幅減少により、いすゞSUVラインの稼働率低下が著しく、生産設備の維持が困難となったため。 |
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(2)株式の譲渡 : |
いすゞ保有の1,227株(所有割合49.0%)のすべてを、富士重に譲渡する。 |
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(3)譲 渡 価 格 : |
1ドル |
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※ |
両社の合弁解消に伴ない発生するいすゞが負担する費用/損失 約4億8950万ドルに対して、SIAいすゞ部門の純資産といすゞの株式譲渡前のSIAへの増資(3億9400万ドル)を加味して、譲渡価格を決定した。 |
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(4)譲 渡 日 : |
2003年1月1日 |
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2. |
生産の委託について |
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(1)生 産 車 種 : |
いすゞ ロデオ・ロデオスポーツ・アクシオム |
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(2)生 産 開 始 : |
2003年1月 |
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(3)生 産 台 数 : |
約30,000台/年 |
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本契約の締結により、SIAは、2003年1月1日から富士重の100%出資会社として新たなスタートをきる。社名は、「スバル オブ インディアナ オートモーティブインク(Subaru of Indiana Automotive, Inc.)」に変更されるが、略称の「SIA」については、今後も引き続き使用される。
また、取締役社長は、これまで通り富士重の常務執行役員である永野正義が務める。
いすゞは、2002年10月に発表した「新3ヵ年計画」に基づき、企業価値の回復と企業競争力の強化を目指し、北米SUV事業の再構築として生産体制の抜本的な見直しを図ってきた。今回の SIA合弁解消、およびSIAへのいすゞ車生産委託は、いすゞの効率的な北米SUV事業体制の確立に大いに寄与するものである。
富士重は、中期経営計画「FDR-1」に基づく北米年間販売30万台体制を構築するうえで、SIAは、その商品供給拠点としてこれまで以上に重要な役割を担っていく。今後、スバル車生産は、効率化を追求しながら日米2ヶ所の生産拠点間での最適なバランスを考慮し、SIAの生産能力を最大限活用することを目指していく。
 【SIAの概要について】
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現在の状況 |
合弁解消後の状況 |
社 名 |
Subaru-Isuzu Automotive Inc. |
Subaru of Indiana Automotive, Inc. |
所 在 地 |
5500 State Road 38 East. Lafayette, Indiana 47903 U.S.A |
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設 立 |
1987年3月17日 |
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資 本 金 |
250,000千ドル |
644,000千ドル |
出資比率 |
富士重51%、いすゞ49% |
富士重100% |
代 表 者 |
永野 正義 |
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従業員数 |
約2,900人 |
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生産開始 |
1989年9月8日 |
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生産車種 |
スバル:レガシィ・アウトバック・バハ いすゞ:ロデオ・ロデオスポーツ・アクシオム |
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