2002年9月27日
パリモーターショーにおいて、スバル インプレッサの改良モデルを発表 |
富士重工業(竹中 恭二社長)は、2002年 9月26日パリモーターショーにおいて、
欧州向け2003年モデルとなる新型インプレッサを発表した。
新型インプレッサは、WRC(世界ラリー選手権)参戦車のベースとなるモデルで、
SWRT(スバル・ワールド・ラリー・チーム)のWRカー開発のノウハウを活かしフロントデザインを
変更した。これにより空気抵抗の低減と前後の揚力バランスの最適化をはかり、走行性能を向上させる
とともに、ラリー車としての潜在能力も高めている。
エクステリアデザインは、フロントバンパー、ヘッドライトの一新や、
ボリューム感を高めたフロントフェンダーなどにより、個性的で洗練されたものとした。
エンジンやシャシーにも改良を加え、エンジン出力やレスポンスの向上、シャシー剛性の向上、
サスペンションダンパーの性能向上をはかり、動力性能や操縦安定性をさらに高めた。
また同モーターショーには、新型インプレッサをベースとし、SWRTが開発しているラリーカーの
プロトタイプも出品している。
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