2001年9月12日
第59回フランクフルト国際モーターショーに コンセプトカーを出展
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富士重工業(竹中 恭二社長)は、第59回フランクフルト国際モーターショーに、ハイブリッドシステムを搭載するコンパクトなコンセプトカー「HM-01」を出展し、スバルが求めるコンパクトカーの未来像と燃費性能を向上する新しい4WD技術をアピールする。
「HM-01」は、高い走破性や操縦安定性による優れた走行性能と使い勝手の良さを重視して設計されたパーソナルコンパクトカーで、軽快な走りと取りまわしの良いボディサイズを実現し、環境負荷の低減や交通基盤整備のスリム化にも貢献する次世代のコンパクトカーである。
パワートレーンには、前輪をアイドル停止機能を持つ658cc直列4気筒SOHCエンジン+i-CVT、後輪を42V仕様の電動ドライブユニットによって駆動する、ニューコンセプトハイブリッド4WDシステムを採用した。これにより、優れた操縦安定性や高い走破性を実現するとともに、燃費を1割以上改善している。
デザインのテーマは、「エモーショナルなコンパクトカー」であり、エクステリアはスポーティに、インテリアはシンプルでプレミアム感あふれるものとした。また、同社初の軽乗用車「スバル360」のフェンダーラインをモチーフとした車体側面やドアトリム、大きな曲率で湾曲させたパイプをモチーフとしたインストルメントパネルを採用している。
また同ショーにおいて、インプレッサの走行性能をさらに高めたモデル「インプレッサSTi」を欧州市場に向け発表する。同モデルは、国内市場において2000年10月の発売以来、優れた走行性能が高く評価されており、欧州仕様を開発し投入することで、インプレッサの商品力を強化する。
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