1.パッケージング |
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| ・ | 全長に対し、ホイールベースを2695mm、全幅を1740mmと大きく取ることで、大人7人が無理なく乗れる室内空間を確保するとともに、コーナリング時と高速走行時の操縦安定性を両立。 |
| ・ | 全長4315mmのコンパクトなボディにより、最小回転半径を5.3m(Sパッケージは5.5m)に抑え、取り回しの良さを実現。 |
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2.エクステリア |
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| ・ | 車体全体を滑らかな形状とするとともに、長いホイールベースと短い前後オーバーハングによって、安心感と安定感のあるデザインを追求。 |
| ・ | フロントフードからルーフ後端にかけて、屈曲を抑えた滑らかな形状とすることで、空気抵抗を抑えCd値0.32を実現。Sパッケージには、トラヴィック専用のフロントアンダースポイラー、サイドアンダースポイラー、リヤアンダースポイラー、ルーフスポイラーを採用することで空力性能をさらに高めCd値0.30を実現し、高速走行時の燃費性能や走行安定性をさらに向上。 |
| ・ | Sパッケージ、Lパッケージには、カラードサイドモールディング、フルカラードバンパーを採用。 |
| ・ | Lパッケージには、ルーフレールを標準装備。 |
| ・ | ボディカラーは、彩度に優れた5色を設定。(スターシルバー・メタリック、カサブランカホワイト、マグマレッド、チャコールブラック・マイカ、バローロワインレッド・マイカ) |
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3.インテリア |
| ・ | ダッシュボード上面を低く抑えるとともに、運転席、助手席の着座位置を高めに設定することで、広々とした視界と開放感を提供。 |
| ・ | スピードメーターの低速領域の目盛り間隔を大きくすることで、市街地などでの速度変化を把握しやすくし、安全性を追求。 |
| ・ | 日付・時刻・外気温度計・オーディオ情報を即座に把握できるトリプルインフォメーションディスプレイをインストルメントパネル内に設置。さらにLパッケージには、平均燃料消費量・平均速度・巡航可能距離の表示機能及び車両異常チェック機能などが加わったマルチインフォメーションディスプレイを採用。 |
| ・ | Sパッケージ、Lパッケージには、ソリッドで質感のあるメタル調空調コントロールパネルを採用。 |
| ・ | ドライバーが最適な運転姿勢をとれるよう、ステアリングにチルト及びテレスコピック調整機能を装備するとともに、運転席にラチェット式シートリフター機構、運転席、助手席に無段階調整式シートリクライニング機構を装備。さらにLパッケージ、Sパッケージ(スポーティシート装着車を除く)の運転席には、ランバーサポート調整機能、アームレストを装備。 |
| ・ | Sパッケージには、ホールド性を高めたフロントスポーティシートをメーカー装着オプションで設定。 |
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4.ユーティリティ |
| ・ | 2列目シートに調整幅300mmのスライド機能を設定。5名乗車で荷物の積載量が少ない場合は、3列目シートを格納し、2列目シートを後ろに下げることで、後席の居住性を向上。積載量が多い場合は、2列目シートを前に出すことで最大640Lのカーゴスペースを確保。さらに2名乗車時は、2列目シートを折りたたみ3列目シートを格納することで、最大1705Lのカーゴスペースを確保。(ともにVDA方式で測定) |
| ・ | 3列目シートには、シートを外さずに簡単な操作で床下に格納できる左右独立格納式を採用。シート格納時は、フルフラットのカーゴフロアを実現。 |
| ・ | 助手席に可倒式シートバックレストを採用し、最大で2.6mの長尺物が積載可能。(スポーティシート装着車を除く) |
| ・ | 2列目シートには、6:4分割式シートバックレストを採用するとともに、4人乗車でもスキー板などが積めるよう、中央部アームレストには、ラゲッジスルー機能を装備。 |
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5.パワートレーン |
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全車に搭載する2.2L直列4気筒DOHCエンジンは、最高出力108kW(147ps)/5800rpm、最大トルク203N・m(20.7㎏-m)/4000rpmを発生。2200回転から最大トルクの90%以上を発揮する扱いやすい仕様とするとともに、高回転時のトルクの落ち込みを抑え、高速道路などでのスムーズな追い越し加速を実現。 |
| ・ | トランスミッションは、低速度領域での加減速における変速の滑らかさを追求。また、走行状況に応じてエコノミー・スポーツ・スノーの3つのモードから最適な制御パターンが選択可能な3モード電子制御4速ATを採用。 |
| ・ | 停止中にブレーキペダルに足を置くと、自動的にギアがニュートラル状態に切り替わり、無駄な燃料消費を抑えるとともに静粛性を高めるNコントロール機構を採用。 |
| ・ | 走行状況に応じて最適なシフトタイミング制御を行うアダプティブ制御機能を採用。 |
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6.ボディ |
| ・ | 軽量で剛性に優れる高張力鋼板を多用するとともに、各部の強度負荷に応じて厚みを選択し効率的に使い分けることで、重量増を抑えつつ高いボディ剛性を実現。 |
| ・ | フロントフレームを補助するサブフレームの成型には、「ハイドロフォーミング工法」を採用し、高いシャシー剛性と軽量化を両立。 |
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7.シャシー |
| ・ | サスペンションは、フロントにストラット式、リヤにトーションビームトレーリングアーム式を採用。トラヴィック専用のダンパー設定などにより、乗車人数や荷物積載量に関わらず、優れた乗り心地と高い操縦安定性・直進安定性を両立。 |
| ・ | Sパッケージには、ダンパーの減衰力を高めた専用のスポーティサスペンションを採用。16インチタイヤとの組み合わせで、よりスポーティな走りを実現。 |
| ・ | パワーステアリングには、エンジンのパワーロスが少なく無駄な燃料消費を抑えるとともに、確かな操舵感が得られる電動油圧パワーステアリングを採用。 |
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8.安全装備 |
| <アクティブセイフティ> |
| ・ | 急制動時の安定性を高める4センサー4チャンネルABSを採用。さらに乗車人数や積載量により前後輪の加重割合が変化しても、常に後輪の制動力を最適に制御するEBD(電子制御ブレーキ圧配分)を採用。 |
| ・ | ブレーキ制御とエンジン制御によるトラクションコントロールシステムを採用し、滑りやすい路面での発進性能及び走行安定性を確保。 |
| ・ | 悪天候時に、後続車から認知されやすくするリヤフォグランプを装備。 |
| ・ | 運転席ドアミラーに、広い後方視界を確保する広角ドアミラーを装備。 |
| ・ | Lパッケージに、ヘッドライトの光を遮る泥はねなどを洗い落す、ヘッドライトウォッシャーを装備。 |
| <パッシブセイフティ> |
| ・ | サイドメンバーを介し、サブフレーム、ピラーなどに衝撃を分散させるとともに、サイドドアビーム、衝撃吸収パッドドアトリムなどを装備することで、各方面からの衝撃を効率良く吸収するセイフティ構造ボディを採用。 |
| ・ | 乗員への衝撃を和らげる、低圧タイプで大容量のデュアルSRSエアバッグを装備。さらにLパッケージには、シートバック内蔵型サイドSRSエアバッグを装備。 |
| ・ | 全席に上下調整式ヘッドレストを装備。さらにLパッケージの運転席、助手席ヘッドレストには、追突時に上方前方に動き、頚部への衝撃を軽減するフロントアクティブヘッドレストを採用。 |
| ・ | 前面衝突時には、ペダルが衝撃を吸収することで、運転手の下肢損傷を低減するセイフティペダルを採用。 |
| ・ | 運転席、助手席の3点式シートベルトには、ベルトキャッチ部分にプリテンショナー機能を持たせることで、肩ベルトと腰ベルトの双方から身体を拘束するベルトキャッチ式シートベルトプリテンショナーを採用。(助手席シートベルトはロードリミッター付) |
| ・ | 運転席、助手席には、衝突時に身体がシートベルトの下をかい潜って前方に飛び出すサブマリン現象を抑えるアンチサブマリンシート構造を採用。 |
| ・ | 2列目左右席、3列目シートに3点式シートベルトを装備。また、運転席、助手席、2列目左右シートには、体格に合わせて肩ベルトの上下調整ができるショルダーアジャスターを装備。 |
| ・ | 窓を閉める際に障害物を感知すると、ウィンドゥガラスが自動的に反転する、挟み込み防止機能付ワンタッチ式パワーウィンドゥを運転席、助手席、後席左右ドアに装備。 |
| ・ | 事故などの際に、衝撃を感知すると各ドアロックを解除し、乗員の脱出性や救出性を高める、ドアロック自動解除システムを装備。 |
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9.セキュリティ |
| ・ | 正規のイグニッションキーでなければ、エンジンが始動できないイモビライザー機構を装備。さらに使用するたびに識別コードを変更する変更コード方式を採用。 |
| ・ | リモコンドアロックには、リモコンを操作するたびに発信コードを変更するコード変動式を採用するとともに、視覚でドアロックの施錠・開錠が確認できるハザードランプ、室内灯連動式のアンサーバアンサーバック機能を装備。 |
| ・ | ドライバーなどでこじ開けようとしてもロックシリンダーが空転する、フリーホイール機構付ドアロックシリンダーを採用。 |
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10.装備・オプション |
| ・ | 花粉やほこりを除去するクリーンフィルターを内蔵し、2列目、3列目にも専用吹出し口を設置したツインエアコンを装備。(サンルーフ装着車は、クリーンフィルター内蔵シングルエアコン) |
| ・ | Sパッケージ、Lパッケージには、6スピーカー付のAM/FM電子チューナー付MDプレーヤーを装備。 |
| ・ | 運転席、助手席にはシートサイド収納ボックス、助手席にはアンダートレー(スポーティシート装着車を除く)を装備するほか、全ドアに大型ドアポケットや、5人分のカップホルダー(サンルーフ装着車は6人分)を設置するなど、収納スペースを充実。 |
| ・ | カーゴスペースには、アウトドアなどに便利なカーゴルーム12V電源ソケットのほか、カーゴルームラゲッジランプ、カーゴルームサイドポケットなどを装備。さらにLパッケージには、トノカバーを装備。 |
| ・ | フロントガラスに、紫外線をカットし熱線も防ぐ熱反射ガラスを採用。 |
| ・ | Sパッケージ、Lパッケージには、プライバシーを守り、UVカット機能を備えた濃色ガラス(リヤドア・リヤクォーター・リヤゲート)を装備。 |
| ・ | Sパッケージには、チルトアップとスライドオープン機能を備えた電動ガラスサンルーフをメーカー装着オプションで設定。 |
| ・ | システムキャリアベース(ディーラー装着オプション)の取付けが容易で、ボディへの傷を防ぐルーフラックを装備。(ルーフレール装着車を除く) |