2001年7月17日
富士重工業、アジアのGMオートワールドにおけるスバル車販売を拡大 |
富士重工業(竹中 恭二社長)は、このたび米国ゼネラルモーターズ(リチャード・ワゴナー社長、以下GM)の協力を受け、GMオートワールドを通じて、フィリピンに続いてインドネシアにおいてもスバル車の販売を行うことを決定した。
今回決定した内容は、GMのインドネシア現地法人GMインドネシアを通じて、インドネシア国内のGMオートワールド3ディーラーでスバル フォレスターとインプレッサWRXを販売するというもの。ジャカルタ・モーターショーが開催される7月21日からの販売となる。なお、GMオートワールドでインプレッサを扱うのは、今回が初めてである。
富士重工業とGMは、2000年4月に資本関係を結び、様々な分野で提携の成果を見出すべく協議を重ねており、開発や購買などの分野をはじめ、両社での協業は着々と進捗している。
富士重工業は、東南アジア地域におけるスバル車の販売について、生産拠点を持っていないこと、市場ニーズとスバルの商品特性の違い、1997年のアジア経済危機による自動車市場の縮小などから、これまで十分な成果をあげることができなかった。今後、GMとの提携も活用し、この地域での販売戦略の再構築を図っていく。
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