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2001年3月27日

富士重工業 産業機器事業部門が
ドイツ ディーゼルエンジンメーカーと販売協力に合意

 富士重工業(田中 毅社長)は、産業機器事業部門において、ドイツのディーゼルエンジンメーカー ファリマンディーゼル社(ベルンド・ホルツアプフェル社長、ドイツ ランパートハイム市)との間で、小型単気筒ディーゼルエンジンの販売契約締結を合意した。

 今回の合意内容は、富士重工業がファリマンディーゼル社で現在開発中のベクターシリーズエンジンを自社のラインナップに加え、ロビンDXシリーズとして販売するというもの。
 ロビンDXシリーズは、空冷単気筒3バルブディーゼルエンジンで、行程容積265cc・最大出力3.9kW/3,600rpmのDX27と、同330cc・同5.3 kW/3,600rpmのDX33の2種類を設定。汎用エンジンメーカー各社の主要ガソリン汎用エンジンとの搭載互換性があるという特長を持ち、OEM 供給を受ける機器メーカーにとっては、搭載機器の設計変更をすることなく、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの双方を搭載できるメリットがある。
  なお、このエンジンは、4月2日からドイツ ミュンヘンで開催される世界最大規模の建設機械ショー"バウマ・ショー"にて、富士重工業およびファリマンディーゼル両社から出品される。

 ファリマンディーゼル社は、産業用、建設機械用および船舶機器用の3 kWから11 kWクラスの単気筒ディーゼルエンジンを年間約10千台製造している。
  今回結ばれる富士重工業とファリマンディーゼル社の協力関係は、今後、両社の世界的なサービスネットワークと機器メーカーへのサポート体制を強化するものである。


  【 ドイツ ファリマンディーゼル社の概要 】
 
社  名 Farymann Diesel GmbH
代 表 者 Bernd Holzapfel
所 在 地 68602 Lampertheim, Germany
生 産 量 10,000 基/年 (2000年)
設  立 1947年

 

 

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