平成12年2月4日
富士重工業・東日本環境アクセス「おぞはいたー」を共同開発 |
富士重工業株式会社
株式会社東日本環境アクセス
富士重工業(社長:田中 毅)と、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループで清掃など駅のメンテナンスを行う東日本環境アクセス(社長:水上 勝博)は、このたび、移動式オゾン水生成器「おぞはいたー」を共同開発し、東日本環境アクセスは、JR東日本の主要駅構内での運用を開始した。
今回、運用を開始した「おぞはいたー」は、小型の移動式オゾン水生成器であり、駅構内でトイレなどの清掃に使用するために開発したもの。「おぞはいたー」が生成するオゾン水は、強い殺菌力を持ち、脱臭、防菌効果があり、しかも、使用後は普通の水に戻るため、残留性がなく安全なものである。トイレ清掃でオゾン水を使うことで、不快なにおいを抑え、清潔さを保つことができるとともに、継続して使うことにより、トイレの尿石を除去し、尿石による悪臭発生を断つことができる。
「おぞはいたー」は、外形寸法が幅400mm ×奥行 330mm ×高さ 820 mm、重量15 kgで、AC100Vの電源を使用する。水道の蛇口からホースで給水を行い、オゾン水を生成して、散水、清掃する。オゾン水生成器の作動は、散水ホースの先端に取り付けた散水ノズルの開閉でコントロールすることができる。オゾン水の生成能力は最大毎分15リットル。
今回、第1段階として、東京駅、上野駅、新宿駅、池袋駅など、JR東日本の12駅において、16台の運用を開始した。今後も引き続き、導入台数を増やしていくとともに、JR各社の各メンテナンス会社に導入を働きかけていく予定。
【東日本環境アクセスの会社概要】 | ||
社 名 | 株式会社 東日本環境アクセス | |
所 在 地 | 東京都台東区台東2丁目27番7号 | |
社 長 | 水上 勝博 | |
資 本 金 | 120百万円 | |
従業員数 | 3,132名(平成12年1月現在) | |
設 立 | 昭和38年 3月31日 | |
事業内容 | 鉄道整備、環境整備、ビルメンテナンス、道路自動車整備など |
本件についてのお問い合せは、下記までお願いいたします。
富士重工業(株) 車輌環境事業本部 ロボットグループ 028-659-5763 (株) 東日本環境アクセス 技術開発部 03-3836-1551(代) |